【徹底比較】健康増進型保険について(第一生命・明治安田生命・住友生命)

お金

健康増進型の保険。

文字通り、健康をサポートすることを目的として開発された保険商品になります。

すでにCMで流れているので、ご存知の方もいるかと思いますが、大手生保でいくと明治安田生命の「健康キャッシュバック」、住友生命の「Vitality(バイタリティ)」、第一生命の「健康診断割引特約」などが有名です。

各社の徹底比較をする前に、今一度、健康増進型保険の概要についてお伝えしていきます。

今まで生命保険というのは「亡くなった時」あるいは「病気・けが」をした時のみ保障をする役割を果たしてきました。

そこに新しく「健康をサポートする」という機能が加わったのです。

生命保険に新たな価値が加わった。このような言い方もされています。

では具体的に健康をサポートするとはどのようなことなのでしょうか。

極端な言い方をすれば、この健康増進型の保険に加入することで、「健康になろう」と加入者が考えられるような内容になっています。

具体的には健康診断の結果を提出すれば、細分化された健康ランクにより保険料が安くなったり、現金がキャッシュバックされるような仕組みがあります。

また、健康にかかわるイベント、例えば採血イベントや、ウォーキングイベントなどの開催であったり、健康に関する情報提供などがされたりしています。

以上が、「健康増進型保険」の概要になります。

それでは、今から代表的な商品につきお伝えしていきます。

住友生命:Vitality(バイタリティー)

-メリット-

  1. 「Vitality」という名のアプリに加入することで、1年目の割引率が加入しなかった時と比較し15%オフ
  2. 日常のウォーキング歩数や、フィットネスクラブでの「健康増進に対しての取り組み」によりポイント獲得。獲得したポイント数により、コーヒー無料券などと引き換え可能
  3. 獲得したポイント数に応じてランクが区分されており、最高ランクのゴールドを取り続けた場合、月額の保険料が最大30%オフ

-デメリット-

  1. 「Vitality」の加入料として月額約900円かかる。この特約の加入料単体で1年で約1万円かかるので、長年加入することを前提で考えると負担になりうる
  2. 会員ランクが最上位であるゴールドを取り続ければ保険料が最高30%オフになるものの、健康増進への取り組みを怠ると逆に保険料が最高10%プラスで割増される

明治安田生命:健康キャッシュバック

-メリット-

  1. 健康診断の結果を提出するだけで、月々の保険料に応じた「キャッシュバック」を受けることができる。全部で3段階ランクがあり、最も良いランクだと1月分、最も悪いランクだと0.1か月分の保険料が返還される
  2. 「キャッシュバック」を受けるために付加する、「健康サポート・キャッシュバック特約」の特約保険料は無料。この特約を付加することで追加でかかる保険料はない。
  3. 「MY健活レポート」というサービスを受けられる。具体的には約100万人の医療ビックデータをもとに、自身の健診結果に基づく、将来の疾病リスクを知ることが可能

-デメリット-

  1. 住友生命の「vitality」と異なり、「健康キャッシュバック」に加入すること自体は無料。かつ、どれだけ健康診断の結果が悪かったとしても、保険料は高くならない。ただし、健康増進の取組をどれだけ頑張ったとしても返ってくる保険料は1か月分。頑張るモチベーションとしては少し弱い印象
  2. 健康診断の結果を毎年提出する必要があり、提出をしないことにはキャッシュバックを受けることができない。第一生命の「健診割(下記参照)」は契約時に一度だけ健診結果を提出すれば割引がかかるので、「割引を受ける手間」という観点からは第一生命よりも負荷がかかる

第一生命:健診割(健康診断割引特約)

-メリット-

  1. 保険契約時に健康診断を提出することで、月々の保険料が割引に。またBMIや血圧等の数値が所定の条件を満たした場合、「健康診断優良割引保険料」が適用され、さらに保険料が割引になる
  2. 上述のとおり、明治安田生命の「健康キャッシュバック特約」と異なり、割引を受けるためには健診結果を契約時に一回のみ提出すればよいので、負荷が少ない

-デメリット-

住友生命の「Vitality」および明治安田生命の「健康キャッシュバック」は加入者のほとんどが「健康にならなきゃ!」と思える仕組みになっている。「Vitality(住友生命)」についていえば、健康増進の取組を怠ると最悪、保険料が割増になる可能性があるし、「健康キャッシュバック(明治安田生命)」についても健診結果の数値を改善するとキャッシュバックの金額が増える。一方、「健診割(第一生命)」については健診結果を加入時に一度提出すれば良いという反面、提出後、どれだけ健康の数値が良くなろうが悪化しようが保険料に影響はない。とすると、住友生命や明治安田生命は「健康になりたい人が加入するべき保険」ということができる一方、第一生命は加入時に健康な人だけが優遇される、つまり「健康な人だけが加入するべき」といえる。したがって、保険に加入することで健康になりたい!と思う方にとっては、ニーズが合致しない。

まとめ:3社比較(住友・明治安田・第一)

以上、ざっくりとではありますが、住友生命の「Vitality」、明治安田生命の「健康キャッシュバック」、第一生命の「健診割」につきお伝えしてきました。(なお、4大生保である「日本生命」については当該記事作成時に健康診断増進型の保険を発売していないため、記載しておりません)

それぞれの商品につき、メリット・デメリットがあるのでどれにしたらいいか迷うと思われた方がいるかもしれません。

その場合には、まず自身がこの健康増進型の保険に対して何を望むのか、今一度考えてみてください。

健康に対して意識はしているけど、自分で本気で取り組むのはちょっと・・・という方に向いているのは明治安田生命。健康増進の取組をさぼっても保険料があがることはありません。

健康に対して意識もしているし、保険の加入をきっかけに健康になりたい!という方には住友生命。健康増進の取組をさぼると保険料が上がる可能性がありますが、頑張れば頑張るだけ、毎月の保険料を最大30%まで割引ことができます。

特に「今より健康になりたい!」とはそこまで思っていないものの、自分は他人と比べて健康だと思うという方には第一生命。加入時に提出する健康診断の結果にはよりますが、月々の保険料が一般の方に比べ優遇されます。

もし、今後、保険の勧誘を受けた場合には、加入をする前に他社との商品と比較し、ご自身で判断されることを強くおススメします。その際にご参考にしていただれば幸いです。




 

コメント

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