【徹底解説】ベストスタイル(明治安田生命)のメリット・デメリット

お金

世の中に数多くある生命保険会社。

どの会社の商品が優れているか、判断に迷うと思います。

当記事では、大手生保の一角である「明治安田生命」の主力商品、「ベストスタイル」のメリット・デメリットにつきお伝えいたします。



ベストスタイルの商品概要

商品HPはこちら!

組立総合保障保険

主契約(死亡保障)に医療特約(ケガや病気のリスクに対する保険)や、就業不能保障特約(働けなくなった時のリスクに対する保険)など、個人の必要に応じて様々な保障を付加できるタイプ。基本的に大手生保(日本生命・第一生命・住友生命)の主力商品については、明治安田生命同様、「組立総合保障タイプ」の保険となっている。

「組立総合保障タイプ」の最大のメリットはその利便性にある。要は一つの保険会社の商品で、死亡保障や医療保障といった様々な保障を用意できるという点だ。

たしかに、がん保険をA社、死亡保障をB社、介護保障をC社というように、保障内容を各社に分けることで最安の保障を実現することもできる。ただ、合理的に考えればそのように選択をするのがベストな選択肢なのかもしれないが、病気になった時のことを考えてみて欲しい。

軽度の病気であれば、医療保障は~の保険会社で保障しているはずだから、ここに請求をしてみようと冷静な判断を下せる。

では自分では判断を下せないくらい、重い病気にかかってしまった場合はどうだろうか。保障内容を複数の保険会社に分けてしまっていると、今回の病気(あるいはケガ)に対して、どの保険会社に請求すれば良いのか迷ってしまう可能性がある。

ましてや脳卒中などの重病である場合、本人からの請求は難しく、家族からの請求となる可能性が高い。家族が自身の保障内容をしっかりと把握していれば問題はないが、把握していなければ請求に手間取ることが明らかである。

保険金が請求できるタイミングで、すぐ請求をするためにも、保険料よりも利便性を優先し、なるべく一つの保険会社を利用するほうが良い。

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更新型

生命保険には大きく分けて「更新型」と「全期型」の2タイプがあり、それぞれメリットおよびデメリットがある。

「更新型」のメリットとしては、文字通り、保険期間中に更新をすることが可能だ。例えば加入時に入った保障内容を、一定期間経過後、外すことや、あるいは、新たな保障を付け加えることができる。大手国内生保の主力商品は「更新型」であることが多い。

一方、「更新型」のデメリットとしては更新の都度、保険料が上昇するという点だ。上昇の幅も各社により異なるので、要注意。更新は10年更新であることが多い。

例えば加入後10年間の保険料は他社と比べ保険料が安かったとしても、更新後の保険料が上昇(商品によっては2倍近く上がることも)し、トータルで支払う保険料が結果的にどの保険会社よりも高くなるということが起こりえる。

「全期型」のメリットは一言でいうと、「保険料が一生変わらない」という点。更新の都度、保険料が上昇する「更新型」の保険と比べ、家計に与える影響が少ない。よくテレビCMでやっている外資系の生保は、ほとんどがこの「全期型」の保険であることが多い。

デメリットは保障内容を加入時から変更することができない点。えてして保障の必要性はタイミングにより異なることが多い。例えば、死亡保障については独身の時よりも、子供や配偶者がいる場合のほうが保障を厚くする必要がある。

「更新型」であれば、子供が生まれたタイミングで死亡保障を厚く(保険料は増加)し、子供が独立したタイミングで死亡保障を減らす(保険料は減少)ことができる。

ベストスタイルの特長・メリット

医療保険が実額保障

実額保障と聞いてもあまりピンとこないかもしれない。その名のとおり、実際に入院や手術などでかかった費用が実額保障(※限度額あり)される。

ベストスタイルの最大の魅力はこの点につきるといっても過言ではない。というのも大手国内生保において、この実額保障を採用しているのは「ベストスタイル」しかないためだ。

「実額保障」の相対する言葉、それは「日額保障」というもの。CMでよく耳にすることも多いと思うが、要は入院日数につき~円保障がされるというものだ。

一般的な保障でいくと、入院日数一日につき5千円あるいは1万円という場合が多い。特にこの日額保障につき何も違和感を覚えないかもしれないが、一つ覚えておかなくてはいけない事実がある。

それは医療技術の発展等に伴い、入院日数は過去20年間で減少しており、短期化傾向にあるということだ。大事なことなので、繰り返すが「入院日数は短期化」している。

すなわち、「日額保障」の場合だと、日額5千円の保険に入っていた場合、仮に3日間入院をしたとすると合計額は1万5千円しか支払われないこととなる。

生命保険文化センターのデータによれば、入院は1日あたり平均して2万円かかるので、3日間入院した場合だと6万円になる。

もうお分かりいただけたかと思うが、今回のケースだと保険金では治療費をすべて賄うことができず、自己負担が生じてしまうのだ。

ベストスタイルの場合、「実額保障」であるため、仮に6万円かかったのであれば、6万円保険金が支払われる。よって自己負担は生じない。

恐らく、今後も「入院日数の短期化」という傾向は変わらず、むしろ、より進行していくものと考えられる。

そのような中、「日額保障」の保険に入っていると、いざ病気・ケガをした際に自己負担が生じる可能性が高い。この機会にご自身の保険が「日額保障」なのか「実額保障」なのかを確認されることをおススメする。

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健康キャッシュバック特約

詳しくは下記の記事に詳しく書いているので、ここでは割愛をするが、端的にいうと、健康になれば保険料が返ってくるという仕組みだ。

明治安田生命だけでなく、住友生命、第一生命などの大手生保も似たような健康増進を応援する商品を販売しているので、興味がある方は下記の記事をご参照ください。

健康増進型保険について

ベストスタイルの欠点・デメリット

保険料が高い

これは何もこの商品に限った話ではないが、やはりネット型の生命保険(ライフネット生命等)や外資系生保(メットライフ生命等)と比較し、保険料が高い。

基本的にこの保険に加入しようとすると、「販売員(いわゆる、保険のおばちゃん)」経由となるため、その分、人件費が保険料に上乗せされている。

更新型の保険

たしかに「更新型」にもメリットはあるのだが、保険料が更新の都度上がってしまうのはデメリットといえる。上述のとおり更新前の保険料も高いうえに、更新後、さらに上昇するのだ。家計の負担になってしまうことは避けられない。

「不要な特約」に加入させられる可能性がある

明治安田生命のベストスタイルに限った話ではないものの、最も知っておいたほうがいい内容なので解説する。

「ベストスタイル」や日本生命の「みらいのカタチ」、第一生命の「ジャスト」といった「組立総合保障保険」の最大のデメリットともいえる。

少し長くはなるが、丁寧に解説していきたい。

保険外務員(会社によって呼び方は異なる)の給料は会社にもよるが、たいていの場合、「成果給」が多くを占めている。

要は保険を売れば売るほど給料が増え、売れないと給料が下がる。この構造を頭の中に入れておいていただきたい。

今度は、自分が保険外務員になったと想像し、目の前にお客さんがいたとする。

繰り返しになるが、給与体系は成果給。

どのような気持ちになるだろうか?

ここでは敢えて明記しないが、恐らくご理解いただけると思う。

ここでまた話を戻そう。

「組立総合保障保険」がなぜ、「不要な特約」に加入させられる可能性があるのか。

答えは、保険外務員が「お客さんのため」というよりも、「自身の給与」につながるため、余分な特約に加入させたいという欲求に駆られるためだ。

「死亡保障」しか付加されていない組立総合保障を1件取り扱う場合と、「死亡保障」に加え、「介護保障」、「就業不能保障」が付加されている1件を取り扱う場合とでは、後者のほうが(会社にとって)価値が高いため、外務員に支払われる成果給も高くなる。

成果給を導入している保険会社であれば、恐らく「組立総合保障保険」の場合、「スカスカの保険(特約が1つしかついていない保険)」を売るよりも「中身がぎっしりつまった保険(複数の特約が付加されている保険)」を売るほうが給与につながる仕組みになっているはずだ。

もし、ご自身あるいは身の回りの方が保険の提案を受けている場合には、ぜひ一度考えてみて欲しい。

本当にこの保険は必要なのか。ここまで特約を付ける必要があるのか。

すでに保険に加入済みの方についても、上記の理由から不要な保障を付けている可能性があるので、見直しをされることをおススメする。

ご参考までに過去の記事も掲載しておきます。

生命保険の節約術について


このような方におすすめ!

今までメリット・デメリットを書いてきた。

総合的に判断をし、実際に加入するか否か、検討いただきたいと思うが、最後にどのような方におすすめなのか、まとめることとする。

  1. 保険料が高くてもかまわないから、保障内容が充実しているものがいい
  2. 多少の保険料の差は仕方ないから、それよりも使い勝手の良い保険がいい

まとめると、「とにかく内容重視!」という方にはおススメの保険と言える。たしかに医療保障については、「日額保障」ではなく「実額保障」になっているので、大手生保の商品の中では優れた商品といえる。

当記事が「生命保険」という、人生に2番目に高い買い物をされる際に役立てていただけると幸いです。



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